お正月におすすめのゲーム

ヴェリタス

2011年12月27日 07:11

お正月

せっかく、のんびりゆっくりしたいのに、
子どもから「遊んで、遊んで!!!」とせがまれる

そんなときは、
子どもといっしょに、
このゲーム「カルカソンヌ」を楽しんではどうでしょうか?



このゲームは、
ドイツ年間ゲーム大賞大賞、ドイツゲーム大賞1位をとっています。


勝つためには、頭を使います。

でも、どんなに考えても、カードの巡り合わせが悪いと勝てません。
おとなが手加減せずに子どもと本気で楽しめるゲームです。

実際に、うちでは、わが子(5歳児)が一番勝ってます
(説明書では、「8歳から」となっていますが、
もっと小さい子でも大丈夫です)


やり方は、簡単

プレイヤーは2~5人。

伏せて積んであるカードを各プレイヤーが順番にめくり、




道や都市、草原がつながるようにカードを並べ、




手持ちの駒を並べるだけ




勝ち負けは、点数で決まります。

点数の計算は、説明書を読むとちょっと難しく感じます
ゲームをしながら1、2回で覚えられます


道の端を交差点や都市、修道院にすると、道が完成。
道の通るカードの枚数×1点



この場合、交差点から交差点で3点



修道院は、修道院と取り囲むカードの数×1点


この場合、9点



都市を城壁で囲むと都市が完成。
城壁で囲んでいるカードの枚数×2点+紋章×2点



この場合、8点




そして、くせものが、「草原ルール」。
草原に接している都市の数×3点



この場合、9点





「草原を制する者がカルカソンヌを制する」
と言いたいところですが、そう簡単ではありません。

ゲームの早い段階で草原に駒を置くと、
他のプレイヤーは、その草原を避けて都市を作ります。

各プレイヤーの駒の数には限りがあります。
道や都市などは完成すると、駒を回収しほかに使えますが、
草原に置くと、ゲーム終了まで動かせません。
ゲームの早い段階で草原に駒を置くと、
駒が足りなくなり、道や都市、修道院に駒を置けず、
点数を取りそこなうこともあります。

「いつどこの草原に駒を置くのか」
この判断がゲームの勝ち負けを左右します。

小さい子といっしょに遊ぶときには、
「草原ルール」なしにすると、ルールがわかりやすくなりますよ


ゲームの世界は中世フランス。
修道院の力の大きさや
領主から課される様々な賦課金(道路通行料、都市への課税)など
その時代も垣間見えるすぐれもののゲームだと思います

ヴェリタスでもいつかこんなゲームを作りたいと思っています

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